アリシンがS-アリルステインに変化

ニンニクに含まれている成分の中で特に有名なのは何か考えたとき、やはりアリシンという成分が挙がると思います。これはニンニク特有の臭いの元であり、色々な効能を持つものでもあります。

しかしながら、熟成させることでこのアリシンという成分はS-アリルステインという新しい成分に変化するのです。この成分がとても熟成ニンニクに追い風になりました。

S-アリルステインは抗酸化力が強い成分であり、ガン予防が期待できる成分だと言われています。抗酸化力が強いため体の内側から老化を防ぐことができるのです。

熟成ニンニクはアリシンが含まれていないため臭いがほとんどしません。そのため口臭の心配や胃への刺激性の問題などはクリアしているのです。

しかし、以前は臭いがないニンニクは効果がないと言われてきました。それも現在は否定され、熟成ニンニクから様々な効能や豊富な栄養素が発見されています。

血液の循環を良くする働きに優れており、血液をスムーズに循環させる働きが期待できるため、代謝の促進にもつながり、女性の美容やダイエットにも良い働きをしてくれます。

そのため女性からの人気もあり、サプリメントや色々な健康食品の変わりに黒にんにくを食べている方というのも多いと聞きます。